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認定こども園 しらこばと幼稚園

園の特徴活動

園の特徴 活動

当園の事例(~ある日突然始まった子どもたちの遊びから~)

しらこばと幼稚園の幼児クラスの活動でのすてきなエピソードをご紹介します。
ある日突然始まったユーチューバーごっこ。
それは日々の子どもたち同士の遊びの中から生まれました。
「ユーチューバーって知ってる?」「見たことある!」「私たちもユーチューバーになってみたいな」そんな声に気付き、担任がお部屋に段ボールや廃材・教材をそっと用意しておきました。
すると、子どもたちは段ボールに気づき、みんなで話し合いながら画用紙を使ってYouTubeマークを作ったり、カメラマン役で使うカメラを廃材で作り始めます。

絵が得意な子や字を書くのが得意な子、製作が得意な子。
子どもたち同士が話し合い役割分担を決め進めていきます。
物語がいくつか出来るとクラス内で発表したいと訴えるようになりました。正課活動など一週間の予定を事前に子どもたちに伝えると、その中で空いている時間、YouTubeが出来そうな時間を朝の会や帰りの会前に時間を作り、皆の前で発表するようになりました。

その後違うクラスのお友だちも招待して賑わいを見せ始めますが、発表内容をもっと改善したいなど子どもたちが悩む場面も出てきました。

保育者は、昨年のお楽しみ子ども会(発表会)の時の劇で演じたことのあるものやぬり絵を用意してみたところ、イメージが広がりお話の内容にも変化が表れます。

そして回を重ねる毎に自信がつき、その度に「次は衣装を着てみよう!」「マイクを使ってやってみたいね」
など、衣装の準備や小物、音響の準備や台本まで作れるように!

きっかけは少人数からスタートした遊びでも、小さな工夫によりクラス全体・園全体で楽しめる長期的な活動につながることがあります。
すべてを担任が指示し与えるのではなく、子どもたちの小さなつぶやきに耳を傾け、自らが「やりたい!」「してみたい!」と思える環境を整えてあげることで、子どもたち1人ひとりが自ら考え行動出来る子どもへと育ち合っていきます。正課活動やクラス活動の他にも、さまざまな活動を通して成長し合える場所として、1人ひとりの気持ちを大切に保育を行っています。

当園の事例

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